玄米の9倍の食物繊維を含む粉末タイプのエン麦です。
えん麦にはさまざまな健康効果をもたらす栄養素が豊富に含まれています。
まず、えん麦の特徴的な成分としてあげられるのが「β-グルカン」です。
えん麦に豊富に含まれるβ-グルカンは、水に溶ける性質を持つ水溶性食物繊維です。
食事によって摂られた糖を穏やかにする作用があり、血糖値の上昇を抑制したり、コレステロール値を下げたりする効果があるとして、アメリカ食品医薬品局から優れた健康食品であると認められています。
えん麦には、水溶性と不溶性の食物繊維が、ベストなバランスで含まれていることも優れた特徴です。
水溶性の食物繊維は果物やこんにゃくなどに多く含まれ、腸内で善玉菌を増やしたり、コレステロールの吸収を抑え、体外に排出する働きをします。
不溶性の食物繊維は、ごぼうやさつまいもなどに多く含まれ、消化されずに腸内をお掃除する働きがあります。
えん麦は、2つの食物繊維を両方含む、数少ない食品のひとつです。
そして、えん麦には、悪玉コレステロールを減らす働きのある「オレイン酸」、血中コレステロールの値を下げる効果のある「リノール酸」、血中の中性脂肪を下る効果や高血圧を予防する効果のある「リノレン酸」といった、生命の維持に欠かすことのできない必須脂肪酸も豊富に含まれています。